01 / 仕様
画像を直す前に納品仕様を入手
仕上がりの幅・高さ、四辺の塗り足し、推奨解像度、カラーモード、受付形式を確認します。仕上がりは断裁後の可視範囲、塗り足しは断裁誤差を吸収するため線の外まで伸ばす画像です。混同すると文字が端に寄り、書き出しが小さくなります。
A4の仕上がりは210 × 297 mmです。四辺に3 mmの塗り足しが必要ならデータは216 × 303 mm。ただし文字やロゴはさらに内側へ置きます。塗り足しは安全領域ではありません。
02 / 計算
仕上がりからピクセルを逆算し、DPIタグだけを変えない
式は「ピクセル = mm ÷ 25.4 × DPI」。A4は300 DPIで約2480 × 3508 px、150 DPIで約1240 × 1754 pxです。ソフトの丸めによる1ピクセル差は判断に影響しません。
「72 DPI」を「300 DPI」に変えても幅と高さのピクセル数が増えなければ、タグを変えただけです。既存ピクセル ÷ 目標インチで得る実効DPIが印刷要件を満たすか確認します。
| 目的 | 解像度 | 概算ピクセル | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 画面プレビュー | 96 DPI | 794 × 1123 | 確認用。印刷納品には不使用 |
| 一般出力 | 150 DPI | 1240 × 1754 | 遠距離閲覧や簡易校正 |
| 精細印刷 | 300 DPI | 2480 × 3508 | 冊子や近距離での閲覧 |
03 / サイズ変更と書き出し
縮小は概ね安全。拡大で細部は生まれない
元画像が必要ピクセルを上回るなら、比率を保って縮小し、最終サイズで鮮明さを確認します。不足時の補間はピクセルを増やしても失われた質感を戻しません。顔、細い文字、QRコードは100%表示か実物校正で確認します。
写真は高品質JPG、透明背景や線画、可逆保存が必要な図形はPNGが一般的です。WebPはWeb配布向けですが印刷工程が受け付けるとは限りません。小さなKB値だけを狙って原稿を繰り返し再圧縮しないでください。
04 / プリフライト
最後の確認は実際の納品ファイルで
サイズ変更、切り抜き、形式変換でピクセルやメタデータが変わるため、最終書き出しで実効DPIを再計算します。塗り足し、重要要素の安全領域、文字の鮮明さ、向きも確認します。
本サイトは寸法、ピクセル、実効DPIを確認できますが、CMYK変換、特色、総インキ量、フォント埋め込み、印刷機特性は検証できません。本番印刷は印刷会社のテンプレートと実物校正を基準にします。
納品前チェック
納品前チェック
次のステップ
ツールを開いて作業を完了
仕上がりmmとDPIからピクセルを計算し、塗り足しと実効DPIを確認します。
印刷サイズラボを開く