ガイド 画面から印刷への手順

画面の画像を印刷へ:順番を逆にしないチェック手順

納品仕様から始め、塗り足し、ピクセル、実効DPI、サイズ変更、書き出しの順で処理します。「300 DPI」タグを何度も変えるより順番が重要です。

印刷サイズラボを開く仕上がりmmとDPIからピクセルを計算し、塗り足しと実効DPIを確認します。
読了時間
約 6 分
用途
納品前のセルフチェック
更新日
2026-08-16

まず覚えること

仕上がりと塗り足しを先に決め、ピクセルを逆算。実効DPIは最終ファイルで確認します。

01 / 仕様

画像を直す前に納品仕様を入手

仕上がりの幅・高さ、四辺の塗り足し、推奨解像度、カラーモード、受付形式を確認します。仕上がりは断裁後の可視範囲、塗り足しは断裁誤差を吸収するため線の外まで伸ばす画像です。混同すると文字が端に寄り、書き出しが小さくなります。

A4の仕上がりは210 × 297 mmです。四辺に3 mmの塗り足しが必要ならデータは216 × 303 mm。ただし文字やロゴはさらに内側へ置きます。塗り足しは安全領域ではありません。

確認する5項目:仕上がり、塗り足し、推奨DPI、カラーモード、納品形式。

02 / 計算

仕上がりからピクセルを逆算し、DPIタグだけを変えない

式は「ピクセル = mm ÷ 25.4 × DPI」。A4は300 DPIで約2480 × 3508 px、150 DPIで約1240 × 1754 pxです。ソフトの丸めによる1ピクセル差は判断に影響しません。

「72 DPI」を「300 DPI」に変えても幅と高さのピクセル数が増えなければ、タグを変えただけです。既存ピクセル ÷ 目標インチで得る実効DPIが印刷要件を満たすか確認します。

A4仕上がり210 × 297 mmの一般的なピクセル目安
目的解像度概算ピクセル主な用途
画面プレビュー96 DPI794 × 1123確認用。印刷納品には不使用
一般出力150 DPI1240 × 1754遠距離閲覧や簡易校正
精細印刷300 DPI2480 × 3508冊子や近距離での閲覧

03 / サイズ変更と書き出し

縮小は概ね安全。拡大で細部は生まれない

元画像が必要ピクセルを上回るなら、比率を保って縮小し、最終サイズで鮮明さを確認します。不足時の補間はピクセルを増やしても失われた質感を戻しません。顔、細い文字、QRコードは100%表示か実物校正で確認します。

写真は高品質JPG、透明背景や線画、可逆保存が必要な図形はPNGが一般的です。WebPはWeb配布向けですが印刷工程が受け付けるとは限りません。小さなKB値だけを狙って原稿を繰り返し再圧縮しないでください。

04 / プリフライト

最後の確認は実際の納品ファイルで

サイズ変更、切り抜き、形式変換でピクセルやメタデータが変わるため、最終書き出しで実効DPIを再計算します。塗り足し、重要要素の安全領域、文字の鮮明さ、向きも確認します。

本サイトは寸法、ピクセル、実効DPIを確認できますが、CMYK変換、特色、総インキ量、フォント埋め込み、印刷機特性は検証できません。本番印刷は印刷会社のテンプレートと実物校正を基準にします。

納品前チェック

納品前チェック

次のステップ

ツールを開いて作業を完了

仕上がりmmとDPIからピクセルを計算し、塗り足しと実効DPIを確認します。

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